校長室から

1月16日
 3学期が始まって2週目に入りました。3学期はまとめの学期であると同時に、次の学年の準備期間でもあります。今までやってきたことをきちんと積み重ね、次の学年へとつなげていってほしいと思っています。休み時間と授業時間とのけじめ、朝学習や授業への取り組み、話を聞く姿勢等、学習規律や生活規律を改めてきちんと意識させていきたいと思います。
 
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校長室から

1月7日
 新学期がスタートしました。長寿命化工事も関係の皆様方のおかげで、終わりに近づき、きれいな校舎に生まれ変わりました。廊下の掲示板にも少しずつ掲示物が貼られるようになりました。
 落ち着いた、穏やかな空気の中で、始業式を始めることができました。

<始業式式辞>
 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
みなさんの冬休みはいかがでしたか。今年の冬休みは、天気が良く穏やかな日が多く、楽しく過ごせたのではないでしょうか。
 最近見つけた記事の中で、ぜひ皆さんに紹介したい記事がありましたので、少しだけ紹介します。それは、世界的に有名な2人の選手の作文です。野球のイチロー選手、サッカーの本田圭佑選手が小学生の頃に書いた作文です。その作文の一部を紹介します。
 イチロー選手。「僕の夢は、一流のプロ野球選手になることです。3歳から7歳までは、練習を半年ぐらいやっていましたが、3年生の時からは365日中、360日激しい練習をやっています。だから、プロ野球選手になれると思います。中学、高校で活躍して、プロに入団するつもりです。その球団は、中日ドラゴンズか、西武ライオンズが夢です。ドラフト入団で契約金は1億円以上が目標です」
 本田圭佑選手。「僕は、大人になったら世界一のサッカー選手になりたいというよりなる。世界一になるには、世界一練習しないとだめだ。頑張って必ず世界一になる。ワールドカップで有名になって、外国から呼ばれて、セリエAに入団します。そしてレギュラーになって、10番で活躍します。1年間の給料は、40億円はほしいです。」
 どの作文にも実際にどうなりたい、その為にはどうするといったことがきちんと書かれています。九九を2年生のうちに完璧にする、5年生で習ったどんな計算も完璧にできるようにする、縄跳びの二重とびをいつまでに何回できるようにする、プロテニス選手になるなど、1年の始まりにあたり、目標の大きい小さいは別としてこの先実際に何を目指そう、その為にどうしようといったことを思い描いてみると素晴らしいと思います。
 
 さて、3学期が始まりました。3学期は、1年の中でも一番短い学期ですが、次の学年につながっていく大切な学期です。特に6年生の皆さんには、最大の行事である卒業式が待っています。学習面や生活面において、自分自身のためにも下級生のためにも、この桜小学校で気持ちを引き締めて、もうひと踏ん張りしてください。

 3学期も残すところ、6年生はあと50日、1年生から4年生までは51日、卒業式に出席する5年生は52日です。この残りの日々を次の学年への準備期間だと思い、その時その時にやるべきことをきちんとやるように心がけていってください。
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校長室から

12月23日 
 本日の終業式では、次のような話をしました。
「2学期の始業式の時に私がお話したことを皆さんは、覚えていますか。2つありました。一つは、あいさつや返事、授業の最初と最後のあいさつについてのこと、人の話を聞くときは、話す人の方を見て聞くなど、生活面や学習面においてのマナーやルールをお互いにきちんと守ること、もう一つは、自分が目指すことに、きっとできると信じて取り組むこと、また、頑張っていると、自分の力も伸びてくるし、不思なことに周りの人が助けてくれたりすることがあります、大切なことは、頑張り続けることですといった話でした。初めのことについては、皆さんは、とてもよくできていたと思います。二つ目については、一人一人のことです。自分でぜひ振り返ってみてくださいね。
 さて、お正月がやってきますが、『正月』にはこんな意味があることを知っていますか。それは、一に止まる月であるということです。正の字は『一』と『止』まるでできていますね。一に止まる、つまり、初めに戻る、初めの頃の気持ちに戻って、また頑張る、一から出直す気持ちで頑張るという意味です。普段は、自分のことをじっくりと振り返ることは、あまりしないかもしれませんが、ぜひこの冬休み、自分のことを振り返ってみて、新しい気持ちで進んでいってください。
 もうひとつだけ、お話をします。お正月になると、親戚の方に会うことが普段よりも多くなるかと思います。少し前に、弓削田健介さんのコンサートがありましたね。あの時、目を閉じて自分の名前を何度も呼ぶと、自分を愛してくれている多くの人を思い出し、自分は多くの人から愛されている大切な存在なんだということを感じたと思います。そこで、こんなことを考えてみてください。自分は、お家の方2人から生まれました。そしておじいさんおばあさんは2人ずつで、倍の4人ですね。そのまたお父さんお母さんはその倍の8人と考えていくと、実は10代前まで行くと、1024人になるんです。つまり、自分が生まれてくるのには、1024人の人が関わっているのです。そういうことから考えてもあなたは、とても大切な存在なんです。お正月におじいさん、おばあさん、おじさん、おばさんなどにお会いしたときに、日頃の感謝とともに、そのようなお話をしてみるのもよいかもしれません。
 それでは、1月7日に元気な姿を見せてくださいね。」

 終業式に体育館に一番乗りで来てくれた男子児童が、率先してモップをかけて掃除をしてくれたこと、式の間も式の後も、全校児童が真剣なまなざしで話を聞いてくれたことなどもあり、たいへん清々しい思いで終業式の朝を終えることができました。
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