校長室から

10月15日
 桜小学校では、長寿命化改良工事が行われています。これは、長寿命化、まさに30年以上良い状態で校舎が維持できることを目指して行われている工事です。校舎や体育館等、すべての施設において、外装も内装も改修してくださっています。
 先日、南校舎の足場やシートが外されました。やがて北校舎も足場が外され、この後、一部は既に進んでいますが、体育館も外壁塗装や内部のトイレ工事が進みます。
 以前、設計士の方に、今回の工事におけるカラーコンセプトについて伺ったことがあります。それによると、次のようなものでした。

<内部について>
・ 各階ごとにカラーを変えることで、どの階にどの教室があるかをわかりやすくしています。
・ 毎日通る廊下に明るいカラーを使用することにより、どんなときも気分が明るくなってほしいという思いを込めています。
・ 弥富市になじみ深い「金魚」「水」「金魚草」をイメージしたカラーを使うことで、子どもたちに地域に親しみ、愛着をもってほしいという思いを込めています。
<外部について>
・ 弥富市の木であり、学校名である「桜」の色をベースにしています。子どもたちの心の中に、桜小学校で過ごした思い出がいつまでも残ってほしいという思いを込めています。
・ 薄い桜色の中に濃い桜色でアクセントをつけることで、桜の木のように、「やわらかにかつ力強く」育ってほしいという思いを込めています。

 このような思いを改めて子どもたちに伝え、このようにあたたかい思いの込められた校舎で生活できること、また、私たちも仕事をさせてもらえることに、子どもたちとともに感謝をしたいと思います。
 
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校長室から

9月26日
 昨日から、朝の歌の時間に歌う曲が変わりました。「しあわせになあれ」「図書館で会いましょう」という2曲です。この2曲には少し訳があります。12月4日から10日までが人権週間と定められていますが、12月5日(木)、本校では、人権週間にちなんで、あるコンサートを開催します。このコンサートの時に、歌手(作曲家)の方が子どもたちと一緒に口ずさみたいということで、当日までにぜひ練習しておいてくださいと言われた「課題曲」なのです。歌手の方というのは、弓削田健介(ゆげた けんすけ)さんといいます。全国を旅しながら年間200回のコンサート行い、旅から得た気づきをもとに合唱曲を作曲されている方です。
 6月12日(水)に行われた愛知県小中学校PTA連絡協議会の後半に開催された講演会で素晴らしい歌をたくさん披露してくださった「放浪の合唱作曲家」です。講演会では、「命の尊さ」「名前に込められた多くの人の願い」「生きていることへの感謝」「お互いの幸せを願うことの素晴らしさ」等々、心に響くお話や歌をたくさん聴き、幸せな気分になってくる自分自身に気づきました。こんな素晴らしい方が、桜小学校に来てくれたらどんなに素晴らしいだろうと思って、当時会場を後にしました。
 その後、素晴らしいご縁をいただき、あの弓削田健介さんが桜小学校に、しかも人権週間の中でコンサートに来てくださることになりました。きっと弓削田さんの美しい歌声やトークが、子どもたちをはじめ多くの人の心に美しい灯をともしてくれるものと思います。弓削田さんが、当日はぜひ桜小学校の子どもたちと一緒に合唱をしたいとのことで、子どもたちも歌の練習を始めました。
 歌詞を見ると、「しあわせになあれ」「愛してくれた人たち」「心通った友」「優しい祈りに守られながら」「たくさんのゆめ」「かぎりないときめき」といった言葉がちりばめられています。子どもたちの歌声を聴いていると心に迫るものがあり、心が揺さぶられる思いがしました。この歌が、そしてコンサートが、人権について考えるよい機会になってほしいと願っています。
 なお、12月5日(木)10時から本校体育館にて開演します。改めてご案内をさせていただきますが、ご都合がよろしければ、保護者の皆様方もぜひご参観ください。
 
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校長室から

9月25日
 先週末、運動会が終わりました。今年の秋も残暑が厳しく、9月に入ってから、暑さ指数が「厳重警戒」「原則運動中止」になることが何度もありました。暑さのため、運動場での練習が中止になり、体育館や視聴覚室等で位置取りの練習をしたこともありました。全校練習について時間を短縮して行ったり、リレーの練習を登校後すぐに行ったりもしました。全体での行進練習も数少ない全体練習の中で少し行っただけでした。そのような状況でも、桜小の子どもたちは、状況をきちんとつかんで、立派な運動会を作り上げました。また、応援についても、5・6年生の応援団の児童が給食の時間に教室を回り、声をかけ、当日立派に各テントを盛り上げることができました。桜小の子たちは、あらためて素晴らしい子たちだと感心させられました。
 今年度は、プログラムについて、昨年度までのものを見直し、一部変更しました。各学年の表現運動を削減し、全校種目に変更しました。例年運動会の表現運動に多くの時間を費やし、気もそぞろになり、学習面が気持ちの上で少しおろそかになりがちなところがありますが、今年度は、この時期の学習に、より落ち着いて取り組むことができたと感じています。2学期は期間も長く、じっくりと学習に取り組むことができる時期でもあります。基礎学力の定着と向上を図ることができるこの時期に、充実した時間を過ごさせたいと思います。学校行事と学習を含めた日々の学校生活とのバランスを今後も考えていこうと思います。
 
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