校長室から(9月その2)

2学期に入り、運動会の練習に加えて、なぎなた部の練習も盛んになってきました。

今年度は市民なぎなた大会が10月8日(土)に開催され、また市民体育祭でのリズムなぎなたの発表会が10月10日(月)体育の日に開催されます。そのため、大会に向けた本格的な練習が例年より少し早めに、運動会の練習と並行して行われています。このところ、昼休みのわずかな時間に部員の子どもたちは一生懸命練習しています。

なぎなたの指導には、生涯学習課の迫先生が来てくださっています。迫先生の熱心な指導のもと、子どもたちはきびきびと練習に取り組んでいます。先回のバトン部の練習のときと同じように、練習の後に迫先生にお話をお伺いする機会がありました。お話を伺っていると、やはり桜小の子たちは立派だと言われるのです。「とにかくみんなが一生懸命に取り組もうとしているのです。技術的にはまだまだ練習の必要はありますが、声も出ているし、今の段階で8割5分ぐらいはできていますよ。これは立派だと思います」とのことでした。良い演武にしようと素直に、誠実にがんばる姿には、実に感心します。素直さ、誠実さは桜小の子たちの良い持ち味だと思います。地域でのなぎなた経験者はほんのわずかであるにもかかわらず、迫先生、職員、子どもたちの心が一つになって、良い形に仕上がってきていることをとてもうれしく思います。


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校長室から(9月)

日中はまだまだ暑い日が続きますが、朝晩は、少しずつ冷たい空気を感じるようになってきました。9月7日は「白露」。大気が冷えて、草花に露がつき始める頃です。やがて、夏の代名詞である入道雲の出番が減って、うろこ雲が見られるようになることでしょう。

長かった夏休みも終わり、学校に子ども達の声が戻ってきました。残暑の中、職員と児童が、ともに額に汗しながら運動会の練習に取り組んでいます。

先日、体育館でバトン部の児童が運動会に向けて、熱心に練習していました。練習が終わって、外部から指導に来てくださっている先生と立ち話をしていましたら、「校長先生、桜小の子たちは、本当に素晴らしいよ」と力説されるのです。「それはどういうことでしょうか」とお聞きすると、「内面に持っている感性が美しくて、子ども達の演技がより美しいものに変わっていくんです。教えたこと以上のことがこの子たちはできるようになっていくんですよ。技術的な面は指導できるのですが、内面からあふれ出る美しい感性は、一朝一夕に養われるものではなく、バトンの指導だけではなかなか養えないところなのです。日々の心がけ、生活習慣等といった、日頃の様々な面における積み重ねで養われるものなのです。桜小の子たちは、本当に素晴らしいと思います。運動会が楽しみです」とのことでした。確かに桜小の子ども達は立ち居振る舞いが礼儀正しく、内面が美しいと思いますが、この話を聞いて今までの思いがさらに確信となりました。これからも子ども達の素晴らしい感性に、より磨きをかけていけたらと思っています。運動会でのバトン部の演技がさらに楽しみになりました。

内面の美しさというものに今まで以上に目を向けていきたいと思う2学期のスタートです。 


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校長室から(8月)

暦の上では、まもなく立秋を迎えようとしていますが、猛暑、爆弾低気圧、ゲリラ豪雨、竜巻、亜熱帯化等々、今までに聞かれることのなかった言葉がよく聞かれる昨今です。

今も校舎の中では、ドリルの音が鳴り響いています。トイレの(一部)洋式化工事、トイレの臭い除去のための乾式化工事、防火シャッター工事等々、様々な工事が行われています。ありがたいことです。

8月1日(月)の全校出校日には、子どもたちと職員で全校除草を行いました。子どもたちは実に一生懸命、除草活動に取り組み、市のトラックの荷台が草で一杯になりました。また、この夏休み中、職員で廊下壁面下部及び階段横壁面下部のペンキ塗り、廊下の中央線の塗り替え、校舎周辺の除草作業等を行っています。

環境は人を作る、その環境を作るのは人であると言われます。整った環境で生活していれば、環境をきれいに保とう、汚さないように使おう、汚してしまったらきれいに戻そうという気持ちが芽生え、ひいてはそれが他者への思いやり、他者への感謝につながっていきます。これからも環境美化には力を入れていきたいと思います。

熱い中、少しでも桜小学校をきれいにしようと汗を流してくれる子どもたちや職員に頭が下がる思いです。

 

 


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