〈主題〉
やりぬく心を
〈教材名〉
なまけにんじゃ（「新小学校道徳、生きる力２」日本文教出版）
〈内容項目〉
Ａ－⑤　努力と強い意思
〈授業のねらい〉
　なまけ心に打ち勝って、自分のしなければならないことをしっかりと行おうとする気持ちを高める。
〈教材のあらすじ〉
　なまけにんじゃの声に誘われて、勉強をやめテレビを見てしまうぼく。お手伝いで掃除をしていても、やっぱりなまけにんじゃの声にさそわれてしまい掃除に身が入りません。ぼくは、「なまけにんじゃよ、おねがいだ。早くどこかに消えてくれ」と願いました。
〈授業の様子〉
　教師の「なまけにんじゃがあらわれたとき、あなたならどうしますか」という問いかけに、子どもたちからは、「にんじゃの話を聞かない」「にんじゃをやっつける」「お母さんに助けを求める」などの意見が出されました。その後の意見交換を通して、子どもたちは、怠け心にうちかって取り組むことの大切さに気付くことができました。　
〈家族で話し合ってほしいこと〉
　怠けたくなったとき、どんな言葉や方法で怠け心に打ち勝っていけば良いのか、家族でそれぞれが、日常生活での具体的な例をあげながら話し合ってみてください。

　１１月２１日、「道徳」研究協議会を行いました。会の初めに、４・５・６年生が「いのちの歌」を歌いました。どの児童も、心をこめて歌うことができました。その後の公開授業では、公開した全ての学級が道徳の授業を行いました。児童は、教師の提示した中心発問に対して深く考え、意見をもち、発表することができました。
　児童下校後、研究協議会参加者による分散会を、低中高学年に分かれて行いました。どの分散会でも、活発に質疑応答が行われました。最後に助言者の先生から、具体的な指導やご助言を頂きました。全体会では、海部教育事務所の指導主事より、多くの参考になるご助言やご示唆をいただきました。桜小学校では、研究協議会で皆様からいただいたご助言やご指導を糧として、今後も道徳の研究に取り組んでいきます。協議会に参加していただいた、ご来賓の皆様、一般参加者の皆様、本当にありがとうございました。

　１０月１８日、全校にある３本の「いいこと見つけの木」の葉が、黄色やオレンジに色づきました。
　桜小学校では、友達の良いところを見つけると、木の葉の形をした紙に「いいとこ」の内容を書き込んで貼っています。これからも子どもたちの自尊感情を高めるために、友達の良いところを見つける活動を継続していきます。