校長室から

6月17日
 朝読書後、「さくらタイム」の様子を参観しました。子どもたちは元気よく「音声計算」に取り組んでいました。「はじめ」の合図でペアの一方の児童が答えを言います。もう一人の児童がその都度判定します。教師は、時間を計ります。全部終わったら手を挙げ、教師が時間を伝えます。
 文章題を解く時には、問題文を読んで、まずは頭の中でおよその答えを予測します。そんなとき、計算の基礎がしっかりしていれば、暗算してスムーズに予測を立てることができます。子どもたちの頑張っている姿を見て、ふと子どもの頃、算数がとても苦手だった自分を思い出し、子どもたち皆に、算数好きになってほしいと思いました。
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校長室から

6月17日
 昨日6月16日(日)の「ふれあい学級」の午後、愛知県西部ボランティアコーディネーターネットワークの会代表、東嶋とも子氏を迎えて、「桜小学校避難所開設についての研修会」を職員対象で実施しました。南海トラフ地震は、いつ起きてもおかしくない上に、発生すると死者数が32万人超になるのではないかとも言われています。この研修会では、東嶋氏のご指導を受け、実際に巨大地震が発生した際、職員はどのように動けば良いのか、近隣住民の方々が小学校に避難される場合、どのようなことが必要になるのかといったことを、今までの避難訓練以上に現実味をもって考えました。前半は、東嶋氏より講演をいただき、後半は、北校舎職員と南校舎職員に分かれて、それぞれの職員が子どもたちの一次避難に向けて、どのように動けば良いかをシミュレーションするワークショップを行いました。電気は使えない、放送は寸断されている中での情報伝達、もし階段が途中から欠落していたら…等々の様々な状況を想定して、ふせんに書いた自分の名前を校舎内平面図に貼って、移動させ、その時々の役割を確認しました。最後に北校舎職員と南校舎職員で動きを発表し、職員で共有しました。普段の避難訓練に加味していく必要のある事柄がたくさん出てきたり、さっそく揃えるべき物も見つかったりするなど、正に実効性のある研修になりました。数名のスクールガードの方々にもこの研修会の様子を見学していただきました。
 あってはならないこととはいえ、自然災害です。有事の際に、子どもたちを守るためにも、この研修会は、今後も続けていきます。そして、研修会が机上の研修会にならないよう、今後の避難訓練に大いに取り入れていこうと思います。
 
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校長室から

6月13日
 朝の読書が終わると、「さくらタイム」に入ります。「さくらタイム」では、音声計算や計算問題を行います。音声計算では、二人一組で、一人の児童が問題用紙を持ち、基本的な計算を暗算で行い、答えを言います。もう一人の児童が、その都度、合っているかどうかを判定します。その後、役割を入れ替わり、同じように行います。基本的な計算ですが、速く計算をすることも意識します。視覚と聴覚を使って発声するので、脳に良い影響を与えます。次に、計算練習ですが、自分はどの段階の計算が苦手なのかを見つけ、そこから順番に克服していくドリル形式の計算練習です。
  今年度は、新学習指導要領への移行の最終年度です。新学習指導要領では、「周りの人たちと共に考え学び、新しい発見や豊かな発想が生まれる授業」を目指しています。本校でも、「学び合い」を意識して授業を展開しています。学び合いをより深いものにしていくためにも、「さくらタイム」の学習を通して、基礎となる計算や図形、単位の関係など、基本的な知識・技能を確実に身に付けていってほしいと願っています。
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