５月１０日・１１日に６年生の修学旅行、１４日・１５日に５年生の野外活動に引率指導で同行しました。同行していて、特に素晴らしいと思ったのは、子どもたちの、話を聞く態度です。室内でも屋外でも、指示が出されると、そちらの方をさっと見て話を聞くことができました。そのため、どの行程においても、時間に遅れることなく、また動きをきちんと理解して行動することができました。行程にたくさんの移動がある修学旅行では、遅れることなく集合することができ、気持ちの良い旅行になりました。野外活動では、飯ごうや包丁、まな板などの調理器具や、部屋の最終点検などにおいて、結構難しい点検なのですが、所員の方々の点検も１回で合格でき、感心されたほどです。とてもおいしいカレーライスもできました。人の話をきちんと聞くことができる５・６年生はあらためて素晴らしいと思いました。

　昨日５月１２日（日）に、日の出小学校において、第７回桜・日の出学区体育祭が開催されました。涼やかな風が吹く中、桜小学校の児童もたくさん参加し、競技を楽しんでいました。その中で一際目を引いたのが、各競技のお手伝いをしていた中学生でした。桜小と日の出小の卒業生の中１の生徒が、自ら進んで、お手伝いをしていました。軽い身のこなしで、てきぱきと、そして誠実に仕事をこなす生徒にたいへん感心させられました。また、地域の一員としての自覚をもち、地域のために献身的に活動する姿は、頼もしくもありました。役員の方も、「中学生が手伝ってくれるのは本当にありがたい」と仰っていました。
　地域に育てられた子が大人になり、地域を愛し、そしてこの桜・日の出コミュニティがますます発展していくといいなと思いながら体育祭に参加させていただきました。
　

　５月９日（木）
　日課の中で、２時限後と給食後に、１５分間の休み時間があります。最近は、特に過ごしやすくなり、休み時間には、多くの児童が運動場で元気よく遊んでいます。そのときの様子を見ていて、いつもこの子たちは素晴らしいなと思うことがあります。それは、休み時間の終わりのチャイムが鳴ると、一斉に走って戻ってくることです。このことに関して、特に声をかけているわけではありませんが、「時間を守らなきゃ」という思いから、走って戻ってくるのだと思います。ちょっとしたことかもしれませんが、とても大切なことだなと思います。次の学習や清掃にさっと取りかかれるようにしよう、人を待たせないようにしようなどといった心配りがあってのことだからです。
　また、児童玄関にいると、靴をきちんと揃えていく姿を目にします。靴が整然と揃っていると、気持ちが良いものです。自然と心も整います。少し振り返って揃えていく、これも心配りによるものであると思います。
　これからも「はきものをそろえること」「時間を守ること」を通して、このような自然と生まれてくる心配りを大切にする児童を育てていきたいと思います。