運動会も終わり、いよいよ各部活動の大会が行われる時期がやってきました。10月は、市民なぎなた大会を皮切りに、サッカー・バスケットボール競技会が行われます。子どもたちは、1学期から夏休みも含め、半年近く練習を重ねてきました。
10月6日(木)朝の時間に、全校児童による、弥富市なぎなた大会壮行会が児童会主催で行われました。なぎなた大会に出場する選手を全校児童で激励する会ですが、その会で、私は、なぎなた部の選手の素晴らしさに圧倒されました。私だけでなく、会場の子どもたちも圧倒されていました。
まず、入場する前に、選手は入り口付近で待機していたのですが、既に選手に気合いが入っていて、その横を通っただけで、鳥肌が立ちました。選手の体からあふれ出る気で、周辺の空気がピーンと張り詰めていて、なんとも言えない緊張感を味わいました。
やがて、選手が入場し、なぎなたの演技を披露したのですが、今度は、選手全員の気が体育館中に行き渡り、流れに切れ目がなく、私たち教員も含め、子どもたちも誰一人として、拍手ができませんでした。すべての演技が終わったところで、ようやく拍手ができた程です。それだけ、選手は集中していました。当然、演技はよく引き締まり、美しく、自分自身、鳥肌が引いていかなかったことは言うまでもありません。
学校以外でなぎなたを練習している選手が少ない中で、弥富市生涯学習課の迫先生はじめ、保護者の皆様、なぎなた部顧問、桜小職員等々、多くの方々が温かく見守る中で、子どもたちが熱心に練習してきた、その証が形として現れたんだなと思い、畏敬の念すら覚えた壮行会でした。また、迫先生は、「子どもたちの素直さ、まじめさ、先生たちの熱心さが子どもたちのもてる力をさらに伸ばしていきましたね」と仰ってみえました。
10月8日(土)の大会では、開会式での素晴らしい態度に始まり、演技も素晴らしい出来映えでした。10日(月)弥富市民体育祭では、本部テントのすぐ前で堂々とリズムなぎなたの発表を行いました。なぎなた部の選手の頑張りを残りの部活動の競技会への励みに、そして、これからの桜小学校のますますの発展につなげていきたいと思います。