桜を始めとする様々な花が咲き、自然界の彩りがにわかに豊かになる季節。新入生が期待に胸膨らませ、生新の気に溢れる季節。まさに春本番です。
この度の異動で、お隣の日の出小学校から桜小学校の校長として赴任して参りました
安江利成(やすえとしなり)と申します。
50有余年の歴史のある本校に赴任させていただき、その伝統の重みをひしひしと感じています。
この桜小学校の素晴らしい伝統を築き上げてくださった卒業生の方々、地域の方々、職員の方々等々、皆々様のご尽力を常に忘れることのないよう、職員一同、桜小学校のますますの発展繁栄に向けて前進していく所存でございます。
さて、4月6日(水)には入学式が行われました。1年生の児童は、緊張しながらもどの子もとても行儀よく、お辞儀もきちんとでき、ご家庭や保育所、幼稚園でしっかりと育てられてきたのだなと思い、こちらの身が引き締まる思いがしました。
また、その前日の5日(火)には、6年生が登校し、入学式準備を行いました。6年生の児童は決められた仕事が終わると、自ら仕事を見つけて動いたり、他にできることはないかと職員のもとに来たりと、たいへん前向きに熱心に取り組んでくれました。まさに、本校が3年前から取り組んできた「道徳実践力の育成」が形となって現れているなと感心させられました。もちろん、始業式のときの礼儀正しい所作や大きな歌声は言うまでもありません。そんな、学校を代表して牽引していく素晴らしい6年生に心からエールを送りたいと思います。
本校の経営方針は「一人一人が輝き、自己有用感・自尊感情に満ちた笑顔いっぱいの児童を育て、元気・やる気・思いやりのある学校を創造する」です。そして、めざす児童像を「やさしく」「かしこく」「たくましく」としました。心の優しい、自ら学び、たくましく頑張り抜く子どもたちを育てていきたいと考えています。
子どもたちが、できないことができるように、分からないことが分かるようになり、そしてより豊かな世界観、柔らかな人生観をもつことができるように、我々職員一同、力を合わせて取り組んで参りたいと思います。今後ともさらなるご支援・ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。