平成29年5月22日 3年竹組道徳科研究授業

〈主題〉
隠さず正直に
〈資料名〉
まどガラスと魚(「3年生のどうとく」文溪堂)
〈内容項目〉
A-① 正直,誠実
〈授業のねらい〉
 失敗を犯したとき,それを明かさず罪悪感を抱えることの苦しさと,正直に過ちを認めることのよさについて気付き,明るい生活を送ろうとする気持ちを育てる。
〈資料のあらすじ〉
 ある日,進一郎の投げたボールがそれ,家のガラスを割ってしまいます。進一郎は,走って逃げました。しかし,ガラスのことが気になり,学校への行き帰りに遠回りをしてその家の前を通りました。すると窓には「ガラスをわったのはだれだ!」と書かれた張り紙がしてありました。その日の夕方,進一郎の家の魚が猫に盗まれます。ところがしばらくして,猫の飼い主が,干物を持って「申し訳ありませんでした」と謝りに来ました。
〈授業の様子等〉
 教師の「なぜ進一郎は、まどガラスを割ったことを言ったのだろう」という問いかけに,子どもたちからは,「怒られるから」「謝った方が気持ちがすっきりするから」「正直な方がいいから」「謝りに来ないことに、相手の人が悲しくなるから」などの意見が出されました。その後の感想交流を通して,子どもたちは,「正直な心」について考えを深め,素直に生活することが,気持ちよく生きることにつながることに気付くことができました。
〈家庭で話し合ってほしいこと〉
 家族で,過去に過ちを素直に認めた経験や,黙っていて苦しんだ経験などを出し合い,「正直」に生きることがなぜ大切かについて話し合ってみてください。
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カテゴリー: 研修・研究関係

平成29年5月19日 6年松組道徳研究授業

〈主題名〉
真の思いやり
〈資料名〉
最後のおくり物(「生きる力 6年」日本文教出版)
〈内容項目〉
B-⑦ 親切・思いやり
〈授業のねらい〉
 誰に対しても思いやりの心をもち、相手の立場に応じて親切にしようとする心情を育てる。
〈資料のあらすじ〉
 ロベーヌには、劇団「アルベル」の俳優になる夢がありました。しかし、養成所に通うお金は持っていません。そこで、たびたび養成所の様子を外で見聞きし、メモをとっていました。それを、守衛のジョルジュじいさんが見ていました。3ヶ月ほどたった日の朝、アパートのドアの下にお金と手紙が入った封筒を見つけます。手紙には「養成所の月謝に使ってください」と書かれていました。お金は、毎月毎月ドアの下に置かれました。その後、突然封筒が届かなくなります。再び届いたときロベーヌは、送り主がジョルジュじいさんであることを知ります。しかし、ジョルジュじいさんの体は重い病に冒されていました。
〈授業の様子〉
 教師の「ロベーヌが、最後のおくり物と一緒に、ジョルジュじいさんからもらったものは何でしょう」という問いかけに、子どもたちからは、「優しい笑顔をもらった」「俳優になる勇気をもらった」など、多くの意見が出されました。その後の意見交流を通して、子どもたちは、思いやりについて考えを深めることができました。
〈家庭で話し合ってほしいこと〉
 本当の思いやりとは何かについて、身近な親切を例にあげて話し合ってみてください。
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カテゴリー: 研修・研究関係

道徳通信「心のとびら」 No.53

道徳通信「心のとびら」 No.53


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