平成29年2月9日 6年松組道徳研究授業

〈主題名〉
人間の心の美しさ
〈資料名〉
マザー=テレサ
〈内容項目〉
D-㉑ 感動・畏敬の念
〈授業のめあて〉
 世界で最も貧しい人たちの中に飛び込み、生涯をかけて愛に生きた美しく清らかなマザー=テレサの行為のもとになる思いを考え、話し合うことを通して、人間としてのあり方を見つめ、敬虔な気持ちをもつ。
〈資料のあらすじ〉
 行きだおれているおばあさんを病院にはこんだとき、医者から、同じように行きだおれている人が何百人もいることを知らされました。マザーは市役所に行き、頼み込んだ末、「死を待つ人の家」を設立し、献身的に死にゆく人の世話をしました。
〈授業の様子等〉
 教師の「マザー=テレサは、なぜ最後まで(死にゆく人の)手を握り続けたのでしょう」の問いかけに、子どもたちから、「人に愛ややすらぎを与えるため」「安心させてあげたいから」など、多くの意見が出されました。
 その後の意見交流を通して、子どもたちは、マザーの生き様に感銘を受けるとともに、優しさや思いやり、愛などの美しい心について、考えを深めることができました。
〈家族で話し合ってほしいこと〉
 ご家族で「マザー=テレサ」の資料を読み合い、美しい心とは何かについて話し合ってみてください。
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平成29年2月2日 5年松組 道徳研究授業

〈主題〉
時と場をわきまえて,礼儀正しく真心をもって接する
〈資料名〉
待合室で出会った少女
〈内容項目〉
B-⑨ 礼儀
〈授業のねらい〉
 脱ぎ散らかされた履き物をそろえ,周りの人たちにお礼を言われても,「そのくらいのこと」と言った少女の行為について考えることを通して,生活の中の何気ない行為に,その人の思考が現れることに気付かせ,素直で礼儀正しい行動をしようとする道徳的心情を養う。
〈資料のあらすじ〉
 わたしは,急に歯が痛くなり,歯科医院に行きました。歯科医院の玄関は,脱ぎ捨てられた履き物で雑然としていました。わたしは,他の靴をよけながら靴を脱ぎ椅子に座ります。しばらくして,小学校3年生くらいの女の子が「こんにちは」と挨拶をして入ってくると、脱ぎ捨てられた履き物を丁寧にそろえます。わたしが「ありがとう」というと,女の子は「どういたしまして,それくらいのこと」と言ってにっこり笑いました。
〈授業の様子等〉
 「そのくらいのこと」という少女の言葉を聞いて,わたしはどう思ったかについて話し合いました。「恥ずかしいと思った」「すごいなと思った」「私も女の子のようになりたいと思った」などの意見が出されました。その後「心のこもった礼儀」について,意見を交わしました。子どもたちは,授業を通して,礼儀に心を込め,行為として表したとき,初めて相手に伝わることを感じ取ることができました。
〈家庭で話し合ってほしいこと〉
 電車の中や公園など,身近な場面や場所を例に,心のこもった礼儀とは何かについて話し合ってみてください。
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カテゴリー: 研修・研究関係

道徳通信「心のとびら」 No.48

道徳通信「心のとびら」 No.48


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