平成29年2月2日 5年松組 道徳研究授業

〈主題〉
時と場をわきまえて,礼儀正しく真心をもって接する
〈資料名〉
待合室で出会った少女
〈内容項目〉
B-⑨ 礼儀
〈授業のねらい〉
 脱ぎ散らかされた履き物をそろえ,周りの人たちにお礼を言われても,「そのくらいのこと」と言った少女の行為について考えることを通して,生活の中の何気ない行為に,その人の思考が現れることに気付かせ,素直で礼儀正しい行動をしようとする道徳的心情を養う。
〈資料のあらすじ〉
 わたしは,急に歯が痛くなり,歯科医院に行きました。歯科医院の玄関は,脱ぎ捨てられた履き物で雑然としていました。わたしは,他の靴をよけながら靴を脱ぎ椅子に座ります。しばらくして,小学校3年生くらいの女の子が「こんにちは」と挨拶をして入ってくると、脱ぎ捨てられた履き物を丁寧にそろえます。わたしが「ありがとう」というと,女の子は「どういたしまして,それくらいのこと」と言ってにっこり笑いました。
〈授業の様子等〉
 「そのくらいのこと」という少女の言葉を聞いて,わたしはどう思ったかについて話し合いました。「恥ずかしいと思った」「すごいなと思った」「私も女の子のようになりたいと思った」などの意見が出されました。その後「心のこもった礼儀」について,意見を交わしました。子どもたちは,授業を通して,礼儀に心を込め,行為として表したとき,初めて相手に伝わることを感じ取ることができました。
〈家庭で話し合ってほしいこと〉
 電車の中や公園など,身近な場面や場所を例に,心のこもった礼儀とは何かについて話し合ってみてください。
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カテゴリー: 研修・研究関係

道徳通信「心のとびら」 No.48

道徳通信「心のとびら」 No.48


カテゴリー: 研修・研究関係

平成29年1月30日 5年竹組道徳研究授業

〈主題名〉
くじけない心
〈資料名〉
努力の人、野口英世
〈内容項目〉
A-⑤ 努力と強い意志
〈ねらい〉
 野口英世の、くじけない心について、自分たちと重ね合わせながら話し合うことを通して、根気強く工夫や努力を積み重ねることの大切さに気付かせ、くじけそうになっても諦めず努力しようとする心情を養う。
〈資料のあらすじ〉
 福島県の貧しい農家に生まれた野口英世は、1歳半のころ、いろりに落ちて大やけどを負ってしまいます。「くじけず勉強しなさい」という母に励まされ、学校ではいつも成績が1番でした。しかし、手の傷のことでいじめを受け、辛い思いを作文に綴ります。それを見た担任が資金を集め、英世の手の手術を受けさせました。
 手術が成功した英世でしたが、それでも左手が思うように動かないため、医師になることを諦め、細菌の研究に打ち込みます。そして、誰も見つけることが出来なかった細菌を、次々と発見し、伝染病の予防に大きな役割を果たしました。
〈授業の様子等〉
 「医師として治療を行えないとわかった後、自分が英世だったらどうするか」について考え、意見を交流しました。「人を救うために、他の道を探す」「あきらめずに、医師として働き続ける」など、様々な意見が出ました。互いの意見交流を通して、自分の弱さに気付くとともに、くじけずに生きることの大切さについて考えを深めることができました。
〈家庭で話し合ってほしいこと〉
 家族で、決めた目標を途中で諦めてしまったり、最後までやり遂げたりした体験を話題にして、「くじけずに生きる」ことについて話し合ってみてください。
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