校長室から(11月)

 校庭の桜の木に、小さな花を見つけました。一時的な小春日和を春と思って暖かさに誘われて咲いた、季節はずれの花です。そのような花を見つけるたびに、季節は秋から冬に向かっているなと実感する今日この頃です。
 先日、清掃の時間にあちらこちらと動いていたら、たいへん熱心に清掃している児童に出会い、思わず見とれてしまいました。
 その児童は、職員室横の流しを清掃していました。しかし、普通の拭き掃除ではなく、排水溝のふたを取り、古い歯ブラシを使って、その配水管の中をきれいにしているのです。手には触れていませんが、中から茶色の、どろっとした汚れが出てきました。それをていねいに掻き出し、次に横にいた児童がビニル袋で手際よく取ります。なかなかできる事ではありません。清掃自体も凄いのですが、そういった所に気付くことも素晴らしいなと思いました。
 また、その後、児童玄関の近くに行ったのですが、ここでもまた熱心に掃除をしていました。でこぼこした床であり、ほうきで普通にはいただけでは、砂やほこりは取れません。毛先の堅いミニほうきを縦にしたり横にしたりして、何度も砂を掃き出していました。斜めから見ると、汚れがもっと見えるよと言うと、視線を低くして、ゴミを確認して、何度も掃いていました。こういった姿は、もちろん朝礼でも紹介しました。
 清掃も含め、何事も決められた事をきちんとこなすことはもちろん大切ですが、それ以外にできることはないかと考え、気付き、実行することも大切です。我々もそういったことを意識して子どもたちを育てていこうと改めて思わされました。
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白い花が咲きました

 11月15日。西門近く、ソテツのとなりに植えてあるアツバキミガヨランの花が咲きました。雨上がりの空の下、花の白い色が、ひときわ映えて見えます。通りかかる子どもたちに「こんにちは」と言っているように思えました。
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