平成29年2月2日 5年松組 道徳研究授業

〈主題〉
時と場をわきまえて,礼儀正しく真心をもって接する
〈資料名〉
待合室で出会った少女
〈内容項目〉
B-⑨ 礼儀
〈授業のねらい〉
 脱ぎ散らかされた履き物をそろえ,周りの人たちにお礼を言われても,「そのくらいのこと」と言った少女の行為について考えることを通して,生活の中の何気ない行為に,その人の思考が現れることに気付かせ,素直で礼儀正しい行動をしようとする道徳的心情を養う。
〈資料のあらすじ〉
 わたしは,急に歯が痛くなり,歯科医院に行きました。歯科医院の玄関は,脱ぎ捨てられた履き物で雑然としていました。わたしは,他の靴をよけながら靴を脱ぎ椅子に座ります。しばらくして,小学校3年生くらいの女の子が「こんにちは」と挨拶をして入ってくると、脱ぎ捨てられた履き物を丁寧にそろえます。わたしが「ありがとう」というと,女の子は「どういたしまして,それくらいのこと」と言ってにっこり笑いました。
〈授業の様子等〉
 「そのくらいのこと」という少女の言葉を聞いて,わたしはどう思ったかについて話し合いました。「恥ずかしいと思った」「すごいなと思った」「私も女の子のようになりたいと思った」などの意見が出されました。その後「心のこもった礼儀」について,意見を交わしました。子どもたちは,授業を通して,礼儀に心を込め,行為として表したとき,初めて相手に伝わることを感じ取ることができました。
〈家庭で話し合ってほしいこと〉
 電車の中や公園など,身近な場面や場所を例に,心のこもった礼儀とは何かについて話し合ってみてください。
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弥富市歴史民俗資料館を見学しました(3年)

 2月1日、3年生が、社会科「昔の道具と人々のくらし」の学習で弥富市歴史民俗資料館を見学しました。資料館では、担当の方が、昔の暖房器具や農作業の道具などについて、丁寧に説明をしてくださいました。子どもたちは、「昔の冷蔵庫は木でできていたんだ」「昔はウナギがたくさん捕れたんだ」などと、驚いた顔をしてつぶやいていました。実物を見ることにより、昔のくらしを肌で感じながら学ぶことができました。
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道徳通信「心のとびら」 No.48

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