校長室から

11月21日
 朝の歌の時間に、「しあわせになあれ」「図書館で会いましょう」の2曲を歌っています。これは、人権週間中の12月5日(木)に行う「人権コンサート」で合唱作曲家の弓削田健介(ゆげたけんすけ)さんと一緒に歌う曲です。
 「しあわせになあれ」は、親が子どもに名前を付けるときに願う「幸せになりますように」という、名前に込められた祈りを優しいメロディーで教えてくれる歌です。名前は「その人のためだけに用意された美しい祈り」です。何度も繰り返される「しあわせになあれ」のフレーズを歌うたびに、こういう思いで名前を付けてもらったんだ、自分は多くの人から愛されている存在なんだ、そして、自分も含めた一人一人誰もが、愛されている存在なんだということを想起させてくれます。私自身、「しあわせになあれ~」というフレーズを歌っていると、なぜか、涙が出そうになります。
 「図書館で会いましょう」は、図書館で、本に出会い、限りないときめきやあこがれを感じてほしいと願って作曲された歌です。また、弓削田さんは、「図書館で会いましょうプロジェクト」を通じて、南アフリカに移動図書館車を贈ることを目指してみえます。そして、音楽の力を借りながら、「本」を通じて日本の子どもたちと南アフリカの子どもたちとの友好の輪を広げていけたらと願ってみえます。
 12月5日の「人権コンサート」は、きっと心揺さぶる素晴らしいひとときになるに違いないと、今朝教室からもれ聴こえてくる子どもたちの歌声を聴いていて思いました。
 
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