優しさの連鎖

4月9日(木)
 臨時休業期間中の3月のことでした。次のような手紙とともに、匿名で学校に布とゴムが届けられました。

先生へ
 がんばってくださり、ありがとうございます。コロナウイルスでマスクが学校でもひつようだと思います。
 でも、わたしもわすれることがあると思うので、ぬのとゴムがあれば、ハンカチマスクが作れます。ハンカチマスクは、かんたんに作れたので、こまった子も使えるように「学校にざいりょうがあればいいな」と思ったので、おわたししたいです。よろしくお願いします。

 このことをPTA会長に伝えると、4月1日、会長はPTA役員の方々に、「今、私たちが学校にできることは本当に少ないです。子どもたちの健康と笑顔を守るためにマスク製作のボランティアをお願いできないでしょうか」と、ボランティアを募ってくださいました。すると、何人もの方が賛同し、学校に材料を受け取りにきてくださいました。今、完成したマスクが次々と桜小に届けられています。中には、新たに材料を購入され、お渡しした材料で完成する数以上のマスクを作ってくださる方もおみえになりました。善意の輪が大きくつながったことに感動しています。また、保護者の皆様の優しさに、職員一同、感謝の気持ちでいっぱいです。学校が再開しましたら、マスクを必要とするお子様にお渡ししたいと思います。
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カテゴリー: 桜小トピックス