校長室から 6月

 入梅前の爽やかな青空に、草木の緑が映え、季節の移り変わりがありありと感じられる季節となりました。先月、修学旅行や野外活動、各学年の校外学習が終わりました。どの学年においても、「あいさつと返事」「はき物をそろえる」「時間を守る」ことがきちんとできたようで、子どもたちも、季節の移り変わりとともに、成長してきたように思います。
 他校でも同様のこととは思いますが、本校では、環境整備に特に力を入れています。「環境は人を作る、そしてその環境を作るのは、また人である」と言われます。環境が整っていると、お互いに気持ちよく生活できるだけでなく、汚してはいけない、とか、次の人に気持ちよく使ってもらえるようにしよう、といった気持ちが育ちます。子どもたちは、登校後、靴を下足箱に入れる際、手を添えて、かかとをそろえて入れています。靴が揃っていると、全体が整然として、気持ちも落ちつきます。昨年、靴をきちんとそろえて入れることは、自分だけのことではなく、全体の環境美化にもつながるということを朝礼で話しましたが、また改めて話していきたいと思います。
 環境に気を配り始めると、物を大切に使おうとする気持ちが育ってくるように思います。人間は、物を作ることはできますが、その材料を作り出すことはできません。すべて自然からいただいた物を加工しているだけです。すべての物は、大地からいただいた物であり、たまたま今自分たちが使わせてもらっているだけです。ですから、使っているというより、使わせてもらっている、大切に使わせてもらおう、感謝して使おう、といった気持ちを子どもたちにもっていってほしいと願っています。今後とも、環境を整えることの大切さを子どもたちに語っていきたいと思います。
IMG_1570 IMG_1574
IMG_1581 IMG_1584

カテゴリー: 校長室から

校長室から 4月

 時折花冷えを感ずるものの、春光うららかな日々が日ごと増えてまいりました。
 平成30年度の始まりです。昨日は始業式でした。始業式の朝、登校してくる子どもたちの表情を見ると、わくわく感にあふれ、新しい学年のスタートを心待ちにしていた様子がありありとうかがえました。そのような、まさに期待と希望に満ち溢れた子どもたちの気持ちを大切にしながら、職員一同、謙虚な姿勢で、精一杯学校教育に尽力していこうと決意を新たにしました。
 今朝、昇降口で子どもたちとあいさつをしていると、さっそく桜小学校の名物『大きな声であいさつ』がどの子からも返ってきました。また、これも伝統になっている『靴をきちんとそろえる』こともできていました。弥富市の学校教育基本方針にある「あいさつと返事」「履物をそろえる」「時間を守る」の励行を、今まで同様推進していこうと思います。
 先週の入学式の前日、6年生の子どもたちが、午前中登校して、入学式準備をしてくれました。どの子もとても熱心に準備をしてくれました。今年の6年生も昨年のように、自分の仕事が終わると、「ほかに手伝うところはありませんか」とたずねて仕事を探したり、教師から頼まれた仕事以上の仕事を進んで行ってくれたりして、嫌そうに仕事をしている子はひとりもいませんでした。今年の6年生もまた、素晴らしいリーダーになりそうだなと感じました。
IMG_1414 IMG_1409
IMG_1412 IMG_1411

カテゴリー: 校長室から

校長室から 3月

 毎年のことですが、卒業式が近づいてくると、1日の過ぎるのがとても早く感じられます。特に残り1週間を切ると、あっという間に過ぎていくように感じます。
 卒業式に向けて、特別講師の方にご指導いただき、合唱の練習を進めてきました。昨年11月の道徳の研究発表会の際の合唱練習も入れると、各学年、年間で数回ご指導をいただきました。
 そして、今日が卒業式に向けての5・6年生の合唱練習の最後の日でした。いつものように講師の方の絶妙な指導に、子どもたちは引き込まれていきました。6年生の頭声発声は、1学年上ということもあり、さすがに上手で、5年生の児童は、その素晴らしさに聴き入っていました。そして、後半、6年生の合唱を5年生が聴いて、感想を述べるという場面がありました。5年生の児童からは、「歌声がきれいでした」「高音と低音のハーモニーがすばらしいと思いました」等の感想が出されました。まさに、「こんな歌声を桜小の伝統にしていってください」と言わんばかりの歌声でした。
 そして、合唱練習がすべて終わり、授業終了の挨拶が終わった後、6年生の児童から、講師の先生に「先生のお陰で合唱がうまく歌えるようになりました」「先生のご指導をこれからも生かしていきます」のように、感謝の言葉が出されました。そして、最後に、6年生全員から大きな声で「ありがとうございました」と、心から感謝の言葉が述べられました。そんな素直で健気な姿を目のあたりにして、傍らで見ていた我々の目にも、講師の先生の目にもうっすらと涙がにじみました。5年生の児童も、その光景を神妙な面持ちで見守っていました。後で担任に聞くと、具体的にこうしなさいと指示を出したわけではなく、子どもたちがほぼ自主的に行ったということでした。
 卒業を控え、今日の美しい歌声だけでなく、お世話になった方に、皆で声を一つにして、精一杯の感謝の気持ちを表すことの大切さ、素晴らしさ、そんな立派な贈り物を6年生の児童は、次期桜小学校の最上級生に送ってくれたなと思いました。「伝統を引き継いでいってください」と、言葉ではよく言われますが、まさにこのことだと、5年生は感じたに違いないと思いました。
IMG_1377 IMG_1384

カテゴリー: 校長室から