校長室から(学校保健委員会より)

2月21日
 昨日、第2回学校保健委員会を行いました。今回は、学校保健が担う「心の健康」について考えました。委員会の中で、企業研修やセミナー講師を務めるカウンセラーの先生をお招きし、「子どもの力を引き出すコミュニケーション術」について考えました。その中で、印象に残った内容について、少し触れたいと思います。
 コミュニケーションスキルの中で、子どもの力を引き出すのは、「コーチング」であるとの話が初めにありました。コーチングとは、「対話を通して、自分で考え、自分で解決策を見つけ、自ら進んで行動することをサポートをする手段」であり、相手の中に答えがあるとの認識が大切であるとのことでした。また、「対話」は「会話」とは違って、目的をもったものであることも付け加えられました。そして、コーチングの三大スキルは、「聴く」「質問する」「承認する」であり、聴くことがまずは大切であると述べられました。「1日3分でも良いので、口を挟まず話を聴いてあげてください」「聴くは与え、話すは奪う」「人は話せば話すほど優秀になる」などの言葉が、印象的でした。「質問する」については、質問の質によって、相手の人生が変わることもある、「Why not?(なぜできなかったの、なぜしなかったの)ではなく、How?(つぎはどうする、どのように考えていく)と問うことにより、考えさせることになり、新たな企画につながり、相手は、生き生きとしてきます。終わったことを聞いても褒められた気持にならないうえに、自分も怒りが湧いてきてしまいます」と言われました。「承認する」、これは、相手の存在を認める、「ここに居ていいんだよ」「話してくれてありがとう」「この行動がよかったよね」といったことであり、これにより、自己肯定感が芽生え、大切なことであるということでした。
 後半では、人を育てる基本的な考え方は、「恐れ・不安」といったマイナスの感情で接するのではなく、「喜び・楽しみ」のようなプラスのイメージで子どもたちに接していくことですとアドバイスをいただきました。「人間は期待された通りに成果を出す(出そうとする)」「『何があっても大丈夫、私が産んだ子なんだから』の言葉(承認)が大きな力になる」「皆さんは、今日もここに来て学んでいらっしゃる、日頃も一生懸命に生活していらっしゃいます、それだけでも十分称賛に値します。まずは、自分自身を承認してくださいね。そしてその満たされた豊かな心をシャンパンタワーのように身近な人、家族、友達と広げていくのです(シャンパンタワーの法則)」など、大切なことをたくさん学びました。子どもの心の健康のためには、どのようなことが必要なのかについて、PTA健康委員の皆様と教員とで学ぶことができました。
 
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校長室から

2月20日 
 本日、2時間目後の休み時間に、児童会主催の「桜っ子玉入れ集会」を実施しました。運動場に4つの玉入れのかごを用意し、1・6年生、2・5年生、3・4年生のペア学年がそれぞれ4つのチームに分かれ玉入れをしました。異学年とのかかわりや自分のクラス以外の友達と触れ合う体験を通して、学年をこえた仲間づくり、思いやりの気持ちを育むことをねらいとして行いました。
 どのペアもとても楽しそうに取り組んでいました。教師から指示することなく、児童会役員の声かけで、全校児童が整然と整列し、心から楽しむ姿、下級生が上級生に手をつないでもらったり、抱っこをしてもらったりして喜んでいる姿、教師と児童が手をたたいて喜ぶ姿などが見られ、たいへん和やかで心温まる良い集会になりました。最後は、お互いに「ありがとうございました」とあいさつを交わして、集会を終えました。実に素直で優しく、思いやりのある子どもたちを見ていて、「本当に良い子たちだなあ」としみじみと思いました。
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2月18日
 2月17日(月)の朝礼にて
「今朝も6年生のみなさんが真っ先に体育館に入場し、良い姿勢で静かに待っていてくれました。その後、5年生が続き、下の学年のみなさんが静かに入場し、落ち着いた空気の中で全校が集合することができました。6年生のみなさん、ありがとうございました。
 卒業まであと23日、学年の修了まで25日と、残りの日々が少なくなってきました。6年生のみなさんはもちろんですが、他の学年のみなさんも、今のこの学級で、この仲間で生活するのは、大げさかもしれませんが、一生で最後です。中学校や次の学年で同じクラスになる人もいますが、今の学級の仲間で生活するのは、一生で最後です。今の学級の仲間を尊重し、大切にし、そして一日一日、一時間一時間を大切にして生活していってほしいと思います。人は、周りの人のおかげで成長します。『こんなことを言ったら人はやっぱり嫌だと思うだろうな』『そんな考え方もあるんだ、なるほど』『私もあの子のようにがんばろう』などと、おうちの方、友達や先生、地域の方のおかげで成長させてもらっています。先日、廊下を歩いていたら、朝の歌で、弓削田健介さんの『しあわせになあれ』の歌声が聞こえてきました。あの歌詞では、人は誰もが多くの人に『幸せになるんだよ』と祈りを込めた名前を付けてもらっている、大切にされている存在なんだよと書かれていましたよね。つまり、誰もが、大切な大切な存在で、しかも自分を成長させてくれる大切な人なのです。残り少ない日々を、周りの人を大切にし、周りの人に感謝する日々にしていってほしいと願っています。特に、6年生のみなさん、みなさんと顔を合わせる日が少なくなっていき、私自身も寂しい気持ちになっていきますが、残りの日々、一日一日を大切に過ごしていってください」

 朝礼が始まる前にいつも児童会役員の子どもたちが体育館の会場準備をしてくれます。昨日も児童会役員の子どもたちが、素早く準備を整え、6年生が入場してくるまでの間、良い姿勢で待っていてくれました。この段階で、緊張とは違う、ピンと張りつめた穏やかな空気ができていました。このような空気を醸し出すことができる児童会役員の子どもたちにも頭が下がりました。
 
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