6月は梅雨の季節。先日、東海地方も梅雨に入りました。町や野山を彩っていた若葉も、青葉に変わりつつあります。新緑の季節は惜しいことにほんの束の間ですが、よりしっかりとした青葉を待ち望む今日この頃です。夏ももうすぐです。
桜小学校では、道徳教育の研究を続けて今年で4年目になります。昨年度までは、「自他を認め、よりよい人間関係を築く」ことについて研究を進めてきました。今年度と来年度は、「自己への問いかけを深め、よりよい生き方を求める」ことについて研究を進めています。そして、その中で「心の成長を実感できる」道徳教育を推進していきます。
ひとつの題材をもとにお互いに考えを出し合い、意見交換する中で、自分にはなかった価値観や考え方に触れることにより、自分の中に新たな価値観を形成して、心を成長させようというものです。愛知淑徳大学の柴田八重子先生にご指導いただきながら、子どもたちに心の成長を実感させられるような授業を展開しようと、全職員一丸となって研究に取り組んでいます。
また、授業だけではなく、友だちの良いところを見つけようということで、『いいとこ見つけの木』を作成して掲示板に設置したり、地域の一員としての自覚を高めさせようと、公園で地域清掃を行ったり、「思いやり」、「公共心」、「信頼」などといった道徳に関する価値項目を言葉にした『のぼり』を作成して街頭の数カ所に設置したりしました。
道徳教育の推進のもと、いろいろな動きが出てきました。先日の南ブロック小学校陸上競技会では、男子5位入賞、女子3位入賞を果たしました。なぎなた部の活動も始まりました。やがて、各部活動も始まります。学校全体が活気づいてきました。