〈主題名〉
見ていなくても
〈資料名〉
おつきさまが みて いる
〈内容項目〉
D-⑲
〈授業のめあて〉
美しいものを大切にしようとする心情を育てる。
〈資料のあらすじ〉
主人公のしょういちが、妹を背負って帰る途中、1軒の家の木の枝からおいしそうな柿の実が下がっているのを見つけ、とろうとしました。「だれも見ていないからいいでしょう」と妹にきくと、妹は「みている。おにいちゃん」と言い月を指さしました。しょういちは、柿の実をとらずに帰ります。
〈授業の様子等〉
しょういちが、月を見て柿をとるのをやめた気持ちについて考え、その後、自分ならどんな気持ちになるか考えました。「お月様に見られているから恥ずかしい」「柿をとったら、どろぼうになる」「かみさまに、みられている」などの意見が出されました。見ている人がいなくても、自分の中にある良心に気づき、よりよく生きようとする気持ちを高めることができました。
〈家族で話し合ってほしいこと〉
自然体験、社会体験などの機会を通し、美しいものに触れたことを話題にしながら、心の中にある美しいものについて話し合ってほしいと思います。