〈主題名〉
生きた礼儀
〈資料名〉
フィンガーボール
〈内容項目〉
B-(8) 礼儀
〈授業のめあて〉
礼儀の大切さを知り、誰に対しても真心をもって接する気持ちを育てる。
〈資料のあらすじ〉
女王様が、外国の客をもてなすためにパーティーを開きました。ところが客は、間違ってフィンガーボールの水を飲んでしまいます。女王様は、その客をとがめることなく、自分もフィンガーボールの水を飲みました。
〈授業の様子〉
「女王様は、礼儀正しい人ですか」という発問に対して、子どもたちは、「正しい人だと思う」と「正しくない人だと思う」の意見に分かれ、活発に議論しました。「思いやりのある行動なので、礼儀正しい行いだと思います」「女王様でも、ルールを守らないのはよくないことです」「お客に恥をかかせないように気遣ったことは、本当の意味で礼儀正しいことだと思います」などの意見が出され、礼儀の背後にある心の大切さに気付くことができました。
〈家族で話し合ってほしいこと〉
「ありがとう」「おはようございます」など、日常的に使う言葉を、どんな気持ちでいえばよいかについて話し合ってみてください。そして、本当の礼儀とは何かについて、考えを述べ合えるといいですね。