校長室から

6月17日
 昨日6月16日(日)の「ふれあい学級」の午後、愛知県西部ボランティアコーディネーターネットワークの会代表、東嶋とも子氏を迎えて、「桜小学校避難所開設についての研修会」を職員対象で実施しました。南海トラフ地震は、いつ起きてもおかしくない上に、発生すると死者数が32万人超になるのではないかとも言われています。この研修会では、東嶋氏のご指導を受け、実際に巨大地震が発生した際、職員はどのように動けば良いのか、近隣住民の方々が小学校に避難される場合、どのようなことが必要になるのかといったことを、今までの避難訓練以上に現実味をもって考えました。前半は、東嶋氏より講演をいただき、後半は、北校舎職員と南校舎職員に分かれて、それぞれの職員が子どもたちの一次避難に向けて、どのように動けば良いかをシミュレーションするワークショップを行いました。電気は使えない、放送は寸断されている中での情報伝達、もし階段が途中から欠落していたら…等々の様々な状況を想定して、ふせんに書いた自分の名前を校舎内平面図に貼って、移動させ、その時々の役割を確認しました。最後に北校舎職員と南校舎職員で動きを発表し、職員で共有しました。普段の避難訓練に加味していく必要のある事柄がたくさん出てきたり、さっそく揃えるべき物も見つかったりするなど、正に実効性のある研修になりました。数名のスクールガードの方々にもこの研修会の様子を見学していただきました。
 あってはならないこととはいえ、自然災害です。有事の際に、子どもたちを守るためにも、この研修会は、今後も続けていきます。そして、研修会が机上の研修会にならないよう、今後の避難訓練に大いに取り入れていこうと思います。
 
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