令和2年度 児童会役員選挙に向けて②

2月20日
 選挙運動が始まりました。次の年度の児童会役員を決めるため、3年生から5年生の児童に投票権があります。そのため、立候補者は推薦責任者とともに、3年生から5年生の教室で選挙演説を行います。立候補者は自己アピールをし、推薦者はいかに立候補者が児童会役員にふさわしいかを説きます。
 他学年や他学級での演説は、大きな緊張があります。はじめは緊張しているのが、立候補者から伝わってきました。しかし、いくつかの学級をまわるうちに、緊張感がとれ、一人一人の顔を見ながら演説を行う姿も見られました。演説を聴く子どもたちにも立候補者の緊張感が伝わってか、微動だにすることなく聴き入る姿が印象的でした。
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令和2年度 前期児童会選挙に向けて

2月19日
 次年度の児童会役員を決める選挙の立候補者受付が終わりました。立候補者は、20日から始まる選挙運動に向けて、ポスターを作ったり、各学級で休み時間を利用して演説の練習などをしています。
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校長室から(学校保健委員会より)

2月21日
 昨日、第2回学校保健委員会を行いました。今回は、学校保健が担う「心の健康」について考えました。委員会の中で、企業研修やセミナー講師を務めるカウンセラーの先生をお招きし、「子どもの力を引き出すコミュニケーション術」について考えました。その中で、印象に残った内容について、少し触れたいと思います。
 コミュニケーションスキルの中で、子どもの力を引き出すのは、「コーチング」であるとの話が初めにありました。コーチングとは、「対話を通して、自分で考え、自分で解決策を見つけ、自ら進んで行動することをサポートをする手段」であり、相手の中に答えがあるとの認識が大切であるとのことでした。また、「対話」は「会話」とは違って、目的をもったものであることも付け加えられました。そして、コーチングの三大スキルは、「聴く」「質問する」「承認する」であり、聴くことがまずは大切であると述べられました。「1日3分でも良いので、口を挟まず話を聴いてあげてください」「聴くは与え、話すは奪う」「人は話せば話すほど優秀になる」などの言葉が、印象的でした。「質問する」については、質問の質によって、相手の人生が変わることもある、「Why not?(なぜできなかったの、なぜしなかったの)ではなく、How?(つぎはどうする、どのように考えていく)と問うことにより、考えさせることになり、新たな企画につながり、相手は、生き生きとしてきます。終わったことを聞いても褒められた気持にならないうえに、自分も怒りが湧いてきてしまいます」と言われました。「承認する」、これは、相手の存在を認める、「ここに居ていいんだよ」「話してくれてありがとう」「この行動がよかったよね」といったことであり、これにより、自己肯定感が芽生え、大切なことであるということでした。
 後半では、人を育てる基本的な考え方は、「恐れ・不安」といったマイナスの感情で接するのではなく、「喜び・楽しみ」のようなプラスのイメージで子どもたちに接していくことですとアドバイスをいただきました。「人間は期待された通りに成果を出す(出そうとする)」「『何があっても大丈夫、私が産んだ子なんだから』の言葉(承認)が大きな力になる」「皆さんは、今日もここに来て学んでいらっしゃる、日頃も一生懸命に生活していらっしゃいます、それだけでも十分称賛に値します。まずは、自分自身を承認してくださいね。そしてその満たされた豊かな心をシャンパンタワーのように身近な人、家族、友達と広げていくのです(シャンパンタワーの法則)」など、大切なことをたくさん学びました。子どもの心の健康のためには、どのようなことが必要なのかについて、PTA健康委員の皆様と教員とで学ぶことができました。
 
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