9月26日
昨日から、朝の歌の時間に歌う曲が変わりました。「しあわせになあれ」「図書館で会いましょう」という2曲です。この2曲には少し訳があります。12月4日から10日までが人権週間と定められていますが、12月5日(木)、本校では、人権週間にちなんで、あるコンサートを開催します。このコンサートの時に、歌手(作曲家)の方が子どもたちと一緒に口ずさみたいということで、当日までにぜひ練習しておいてくださいと言われた「課題曲」なのです。歌手の方というのは、弓削田健介(ゆげた けんすけ)さんといいます。全国を旅しながら年間200回のコンサート行い、旅から得た気づきをもとに合唱曲を作曲されている方です。
6月12日(水)に行われた愛知県小中学校PTA連絡協議会の後半に開催された講演会で素晴らしい歌をたくさん披露してくださった「放浪の合唱作曲家」です。講演会では、「命の尊さ」「名前に込められた多くの人の願い」「生きていることへの感謝」「お互いの幸せを願うことの素晴らしさ」等々、心に響くお話や歌をたくさん聴き、幸せな気分になってくる自分自身に気づきました。こんな素晴らしい方が、桜小学校に来てくれたらどんなに素晴らしいだろうと思って、当時会場を後にしました。
その後、素晴らしいご縁をいただき、あの弓削田健介さんが桜小学校に、しかも人権週間の中でコンサートに来てくださることになりました。きっと弓削田さんの美しい歌声やトークが、子どもたちをはじめ多くの人の心に美しい灯をともしてくれるものと思います。弓削田さんが、当日はぜひ桜小学校の子どもたちと一緒に合唱をしたいとのことで、子どもたちも歌の練習を始めました。
歌詞を見ると、「しあわせになあれ」「愛してくれた人たち」「心通った友」「優しい祈りに守られながら」「たくさんのゆめ」「かぎりないときめき」といった言葉がちりばめられています。子どもたちの歌声を聴いていると心に迫るものがあり、心が揺さぶられる思いがしました。この歌が、そしてコンサートが、人権について考えるよい機会になってほしいと願っています。
なお、12月5日(木)10時から本校体育館にて開演します。改めてご案内をさせていただきますが、ご都合がよろしければ、保護者の皆様方もぜひご参観ください。