2020年6月22日(月)
日頃は、本校教育のために深いご理解と温かいご支援をいただき感謝しております。
さて、登下校時に子どもたちは、弥富市より寄贈されたヘルメットをきちんとかぶり、安全に気を付けています。また、見守り隊ならびにPTAの交通安全指導、地域の皆様の見守りのおかげで、ここ数年大きな事故もなく、子どもたちは元気に笑顔で学校に登校しています。
ところで、30年以上前の話になりますが、桜小学校では悲しい事故が数件あったようです。短い期間に数名の子どもが事故で命を失ったと聞いています。その多くは、交通事故が原因だったようで、ヘルメットをかぶっていれば、最悪の事態を逃れられたものもあったようです。その当時は、ヘルメットをかぶっての登下校ではありませんでした。そのため、亡くなった一人の児童のご家族の方が、今後同じような悲しいできごとが起こらないようにと願いを込め、当時の児童全員にヘルメットを寄贈されたようです。その後は、弥富市がそのご家族の願いを受け継ぎ、現在に至っています。
ヘルメットには、子どもたちの命を守る重要な役割があります。交通事故以外にも、最近は、大きな地震が起こることも予想され、ますます登下校での安全に気を付けなければいけません。「あの時ヘルメットをかぶっていれば・・・」と悔やむ事故は、残念ながら現在でもよく聞く話です。二度と悲しい事故が起こらないことを願っています。そのため、健康上に支障が出る場合を除いては、登下校のヘルメットの着用を切にお願い申し上げます。