〈主題〉
信頼のきずな
〈教材名〉
絵はがきと切手(「4年生のどうとく」文溪堂)
〈内容項目〉
B-⑨ 友情,信頼
〈授業のねらい〉
表面的な気遣いより、相手のことを考えて忠告する方が大切であることに気付き,信頼し合い、忠告し合って友情を深めていこうとする心情を育てる。
〈資料のあらすじ〉
ひろ子は,9月の初めに転校していった友達の正子から,料金不足の絵はがきを受け取りました。それを知った兄は,「正子さんに本当のことを言った方がいい」といい,母は「黙っていた方がいい」と言いました。ひろ子は,正子に本当のことを言おうか,言わないでおこうか迷います。
〈授業の様子等〉
教師の「あなたがひろ子だったら、正子に料金不足のことを知らせますか」という問いかけに、「友達が傷つくから知らせない」「友達だったら、同じ過ちを繰り返さないよう知らせるべき」「どうしようか迷う」などの意見が出されました。その後の意見交流を通して、子どもたちは、友達同士互いに忠告し合い、信頼し合うことが大切さであることに気付くことができました。
〈家庭で話し合ってほしいこと〉
自分の友達との出来事を例に挙げながら、本当の友達とは何かについてご家庭で話し合ってみてください。